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webサービスにおける学習データについて

webサービスにおける学習データについて

現在では多くのサービスで機械学習システムを導入しているが、そのシステムが活躍する上で一番難しいところが「一度作って終わりではない」という点にある。日々、新しい投稿が行われ、分類精度が低下してしまうからである。流行語や新製品など、正解データは常に変化していく。そのため定期的に教師データを新しくして、学習をやり直す必要がある。webサービスでは投稿された内容をデータベースに保存する。そのデータベースに蓄積されたデータを用いて、機械学習システムを構築する。それにより、機械学習システムがwebサービスでユーザーの投稿を支援する。そして、それにより、ユーザーがさらに多くの投稿をし、それらがデータベースに蓄積されていく。そうした、蓄積されたデータを機械学習に応用すると高い精度で投稿を支援できる。

 

多くのwebサービスでは、「webサービス」→「データベース」→「機械学習システム」→「webサービス」→「データベース」....このようなフローが自動的に行われるような構築するのが効果的。何かしらのきっかけで急に判定精度が悪くなる可能性もあるので、精度が落ちたら通知が来るようにするなど、自動化の落とし穴を避ける仕組みも組み込むと良い。

 

まとめ

・学習済みデータを保存しておいて、業務システムから読み込んで使うと効率がいい

・Flaskを利用して、Pythonを利用した機械学習システムを持つWebサーバーを作成できる

機械学習システムの入出力をWeb APIとして利用できるようにしておくと便利